子どもが入院。おすすめの持ち物。
初めての入院。付き添う場合、付き添わない場合、どちらもどんな生活になるのか想像がつかず不安だと思います。
病院から渡されるパンフレットに持ち物が記載されているものの、必要最低限のみで具体的には書かれておらず、どんなものを持ち込んで良いのか分からない方も多いのではないでしょうか?
そんな方に向けて、小児科で働いていた経験を元にオススメの持ち物を紹介します。こちらの記事では子ども用の持ち物を紹介しています。付き添い入院の際のママやパパのおすすめ持ち物はこちらの記事で紹介しています。
付き添い入院。おすすめの持ち物子どもが入院するときのオススメの持ち物はこちらの記事で紹介しましたが…[sitecard subtitle=関連記事 url=https://syupi.com/items-for-prepar[…]
入院するときにまず、絶対にいるものはこれ!
・母子手帳
・保険証や医療証
・印鑑
入院してすぐに予防接種の接種歴を聞かれたり、月齢が小さい場合は発達段階(おすわりや寝返りをした時期など)を聞かれることもあります。
では本題です。入院時に必要なものはこの4種類!
では1つずつ具体的な持ち物を紹介します。
楽に過ごすためのグッズ
手術をする場合、点滴治療をする場合、病状によって差はありますが…
通常よりしんどい状態なのは変わりありません。なるべく楽に過ごせるグッズがあると安心です。
・前開きの衣類
入院目的、手術の方法などにより異なりますが大体の場合、手に点滴が入ることが多く前開きの方が着脱が簡単です。夏は甚平が着脱しやすく、可愛くてオススメ。(かぶりタイプでも着れないことはないので、病院から指定がなければわざわざ購入しなくても大丈夫です)
・テープ式のおむつとおしり拭き
手術の方法にもよりますが…腰から下に傷がある手術の場合やおしっこの管(尿道カテーテル)を入れる場合、ICUに入る場合はテープ式のオムツが必要なことがほとんどです。小さな子どもの場合、足にモニター(SpO2モニター)を装着することが多く、テープ式オムツならモニターを外したり、ズボンを脱がずに傷を確認したり、オムツを交換できるので便利です。
BIGサイズ・スーパーBIGサイズの場合はグーンだけテープタイプの取り扱いがあります。
・ストローマグやストローつき水筒など
寝たまま、もしくはベッド上で水分をとる機会が増えるので、どんな体勢でも水分がとれ、こぼす心配のないものを準備すると安心です。
・スプーンとフォーク
お箸で食べることができない月齢の子どもは使い慣れたフォークやスプーンを持っていくと安心です。食事にスプーンはついてきますが、フォークがない場合が多いようです。
・延長コードと充電器
医療機器を使用しやすい位置にコンセントが配置されているため充電器につなぐとベッド上から手が届かないこともしばしば…。また、医療機器の使用が優先されるので何本もコンセントを使えない可能性もあります。長めのタコ足延長コードを持って行くと安心です。
清潔に保つためのグッズ
・ウェットティッシュ
床に落としてしまったおもちゃを拭いたり、おまるや尿器で用を足したときに手を拭いたりするのに使えます。点滴が入っていて、なかなか手を洗えないことも多いので指先だけウェットティッシュで拭いたりもできます。
・箱ティッシュ
普段より涙する機会も多い入院生活。ベッドサイドに置いておき、さっと取り出せる箱タイプにしておくとこどもでもスムーズに取り出せます。
・ビニール袋
オムツを捨てたり、洗濯物を入れたり…。小さめと大きめがあると便利です。オムツは1つずつ袋に入れて捨てる病院が多いです。
・歯ブラシと歯磨き粉
これは言うまでもないですが必需品。
・スポンジと洗剤
長期入院の方は、コップやスプーンなどを洗うのに必要です。
安心できるグッズ
・お気に入りのタオルやバスタオル
知らない環境の中で少しでも心を落ち着けるために慣れ親しんだタオルやタオルケットなどがあれば持っていくと安心です。
フェイスタオルも持っていくと、手や顔を拭いたり、エプロン代わりにしたり、枕にかぶせたり、アイスノンを使用する際に巻いたり色々使えて便利です。
・人形やぬいぐるみ
大きなぬいぐるみの持ち込みは禁止されることが多く(衛生面、転落予防)、小さなぬいぐるみなら持ち込みできる病院が多いと思います。(場合によって手術室に一緒に持って行くこともできます)
暇つぶしグッズ
入院中、子どもたち皆、口を揃えて言うのが、「暇」の一言…。とにかく暇つぶしグッズは持って行くに限ります。多すぎかな?と言うぐらい、鞄に入るだけ最大限持って行くことを強くオススメします。
・DVDプレイヤーとヘッドホン(イヤホン)
長い時間をベッド上で過ごすことになるので時間潰しに必須アイテム。DVD自体は小児科病棟に準備されていて貸し出し出来ることが多いようです。備え付けのテレビがある場合はテレビカードを使えばDVDプレイヤーがなくてもDVDは見れる病院もありますが、お金がかかってしまうのでDVDプレイヤーがあればお金と時間を気にせず過ごせます。
・タブレットやゲームとWi-Fi
タブレットに沢山アプリや動画をダウンロードして持っていくのがオススメ。無料Wi-Fiがある病院もありますが、電波が不安定になることが多いようなので予めしっかりダウンロードしていった方が安心です。Wi-Fiを契約している場合は、持って行くと通信料を気にせず過ごせますね。充電器も忘れずに!
・折り紙やシール、ぬりえや色鉛筆
オモチャは小児科病棟ならプレイルームがあったり、貸出があるところが多いと思いますが…
消耗品の折り紙やシール・ぬりえは持ち込むのが安心!ベッド上で片手しか使えないことも多いので1番オススメなのはシールブックやマグネット式の絵本。シールブックは100円ショップでも購入でき、ぬりえはダウンロードして無料印刷できるものもたくさんあります。(ハサミやカッターは持ち込み禁止の病棟が多いと思います。)
・本型のおもちゃ
ゴッコ遊びが出来るものや音が鳴るものが多く値段の割に長時間遊べます。本型に収まるので持ち運びしやすく、ベッドサイドに置いておいても嵩張らないのもgood。
・探して遊ぶ絵本
絵本は病棟で貸出があったり、病院内の図書館で借りる事ができる場合もありますが…自宅から持っていくなら探して遊ぶ絵本は長く楽しめます。ミッケやウォーリーをさがせ、アンパンマン探しが有名です。
・月齢に合わせた雑誌
付録やシールもついていて比較的長時間楽しめますし帰宅時に荷物が多い場合は捨てて帰れます。大きな病院だと売店や病院内のコンビニで販売されていることも多いです。
検温や処置がある病院生活。自分が経験したこと嫌だったことを振り返りながら、人形やぬいぐるみに実際にやって遊ぶことでストレス緩和にもなりますよ。
以上がおすすめの持ち物です。その他、洗面器やシャンプーなどを持ち込まないといけない病院もあるようですので、病院の持ち物リストもチェックしてくださいね。
付き添い入院の際のおすすめ持ち物はこちらの記事で紹介しています。
付き添い入院。おすすめの持ち物子どもが入院するときのオススメの持ち物はこちらの記事で紹介しましたが…[sitecard subtitle=関連記事 url=https://syupi.com/items-for-prepar[…]