子どもが骨折!?ギプスを巻いた子どものお風呂の入れ方
子どもが骨折すると戸惑いますよね。
我が家の息子も1歳半過ぎに保育園で骨折して帰ってきました。
保育中のケガだったので、保育士さんが整形外科受診に付き添って下さり、お迎え時にはギプスを装着していたのですが…。
保育士さんから「病院から預かりました」と渡された紙は1枚で、入浴の欄にマーカーがひかれていました。
【入浴の際には濡れないようにナイロン袋を巻いてください】
え?普通のママはこれで理解できる???と思い、困っているママの参考になれば…と小児科勤務の経験からギプス装着中のお風呂の入れ方を紹介したいと思います。
用意するものは
・サージカルテープ(医療用の肌に貼れるもの。肌に優しいと記載のあるものは水に濡れるとすぐにはがれてしまうものがあるので注意。)
・タオル(ギプスのサイズにあったもの。ギプスを1~2周巻けるものがベスト)
・ビニール袋(できれば透明で厚手の簡単には破れないもの。100円ショップで買えます。)
ギプス装着中のお風呂の入れ方
まずは、完成形の紹介です!
こんな感じでギプス全体をバスタオルに巻いて濡れないように保護し、その上からビニール袋をかけてテープで止めます。
詳しい手順はこちら
①ギプス全体を覆うようにバルタオルで包みます
これで、ビニール袋の中に少し水が入ってしまっても安心。タオルが捲れてくる場合は端をテープで止めます。
絶対に水を入れない自信がある場合はタオルなしでもOK。
②ビニール袋をかぶせます
少しゆとりのあるサイズのビニール袋を選ぶのがポイント。
③袋の口を縛ります
玉結びをしてしまうと解くときに大変なので1回ギュッと結ぶだけにします。
④袋の結んだ部分と腕(もしくは足)を医療用のテープで貼り付けます
2周くらい巻きます。
これで完成です。テープと袋の間に隙間があるとそこから水が入ってしまうので気を付けてください。
しっかり貼っていても、そのまま水の中に付けてしまうと水が入ってしまうこともあるので、極力水はかけない、水にはつけないように気を付けて入浴してくださいね。
テープの端を少し織っておくと、入浴後にテープを剝がすときにスムーズに剥がせます。
ギプスが濡れるとダメなの?濡れた時は?
ギプスが濡れてしまうと、皮膚トラブルや菌が繁殖して臭いの原因となります。
もし濡れてしまった場合は、少しならドライヤーで乾かすことができます。
取り外しのできるシーネタイプのギプスなら外してドライヤーをかけ、包帯はこのような包帯が購入できますので、予備で購入しておき自分で巻きなおすことも可能です。(整形外科では毎日看護師がギプスを外し皮膚の観察をするので、私は勝手に外し毎日手を拭いて巻き直しをしていましたが、巻き直しをして良いのかは予め医師に確認しておいた方が良いと思います)
余談ですが、小さい子どもがギプスをつけるとすぐにずれたり、汚れたりしてしまいますよね。
そこでおすすめなのが、レッグウォーマーです。食事中はタオルを巻いたりしていたのですが、保育園用に何かカバーを作れないかな…と思ったら…。
家に合ったレッグウォーマーを付けてみたらぴったりでした。見た目も可愛くなるし洗い替えもできるのでサイズが合えばおすすめです。
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またまた余談ですが、今回は息子に保険をかけていたので受診料以上のお金を頂くことができました。
いつも着ている服に腕が通らない&いつも遊んでいる玩具で遊べない状態でコストがかかったのでとても助かりました。
今度保険についても詳しく記載しようかなと思っているのですが…。
お子さんが保険に入っていない方は月1000円から入れる保険もあるので絶対に保険に入るのをおすすめします!!!
子どもが入院したとき、ケガをしたときだけでなく、子どもが他の子にけがをさせてしまったときや、他人の物を壊してしまったときに賠償してくれる保険もありますよ。