絵本

「だるまさん」絵本再レビュー:1歳半の息子の反応(生後7か月の頃との比較)

絵本レビュー|オススメ紹介!だるまさんシリーズ

以前、人気の絵本、だるまさんシリーズ3作を生後7ヶ月の息子と読んでみたのでレビューしますという記事を上げましたがあれから1年。だるまさんシリーズが息子のお気に入り絵本になったので1年前の様子と比較しながら再レビューします。

どのサイトの絵本ランキングでも上位にランキングしているだるまさんシリーズ。息子も気に入ってくれるといいなと生後6か月の頃に購入しました。

目次※クリックで記事にジャンプ
だるまさんシリーズ3作をご紹介します
1.『だるまさん が』
2.『だるまさん の』
3.『だるまさん と』

 


だるまさん が

  • 作・絵:かがくい ひろし
  • 出版社:ブロンズ新社
  • 出版年:2008年1月
  • 対象年齢:0歳〜

【あらすじ】

「だ・る・ま・さ・ん・が」の掛け声に合わせてページをめくると、だるまさんが転んだり、しぼんだり、笑ったりします。

【息子の反応】

生後7か月の頃

はじめは、じーっと見ているだけで反応はありませんでしたが、「だ・る・ま・さ・ん・が」と1字ずつゆっくりと読むと「はははっ」と笑いました。読み終るともう一回!と言うように声を出し、もう一度読むとまた笑いました。

1歳半頃

ストーリーを全て覚えているので、「だ・る・ま・さ・ん・が」と言うと左右に揺れ、その後倒れたり、つぶれたり、背伸びをしたり、だるまさんがおならをするシーンでは「ぷーっ」と言った後に手で鼻をつまみ臭いというポーズをしたり全身を使って楽しんでいます。

【レビュー】

使われている色は、赤と黒と白だけでページによって色の変化はありませんが、しっかり目を引きつける効果があるようです。「だ・る・ま・さ・ん・が」と同じ繰り返しが赤ちゃんには面白いようです。よく見ると、毎回だるまさんの顔が違うのが可愛いです。購入当時は紙が薄いので、息子の手にわたるとすぐに破れてしまいそうだなと思いましたが、毎日読んでいる割に息子はだるまさんと一緒に動くのに忙しく、絵本をめくることは少ないので1年経った今でも意外ときれいな状態をキープしています。

【オススメ度】5.0
生後7か月の頃から笑うなどの反応が見られ、1歳半では大のお気に入りの絵本になりました。保育園や支援センター、図書館の読み聞かせでも度々目にする絵本ですが、お気に入りの子が多く、だるまさんの真似をする姿がとにかくとっても可愛いので、絶対に購入をおすすめする絵本です。

だるまさん の

  • 作・絵:かがくい ひろし
  • 出版社:ブロンズ新社
  • 出版年:2008年8月
  • 対象年齢:0歳〜

【あらすじ】

「だ・る・ま・さ・ん・の」の掛け声に合わせてページをめくると、目や手などだるまさんの体の一部を見せてくれます。

【息子の反応】

生後7か月の頃

じーっと見つめていました。特に反応はありませんが、途中で愚図ることはなく毎回最後まで聞いています。

1歳半頃

だるまさんの各部位のページが出てくると自分の体の部位を一緒に触って楽しんでいます。ストーリーを覚えていて、自分は知っている・できるというのが楽しいようで何度も繰り返し読んでいます。

【レビュー】

こちらも、メインは赤と白と黒ですが、「だるまさんが」に比べると少しだけ色が使われています。でも、目を引きつける効果は変わらないのかな?という印象です。「だ・る・ま・さ・ん・の」というページでは、次に何が出てくるのかを、だるまさんの持ち物がこっそり教えてくれているのがとても可愛いです。「手」が出てくるときには手袋をつけていたり、「歯」が出てくる場合は、歯ブラシを持っていたり。1歳半になると、手袋や歯ブラシを身に着けていることに気づき始め、指さして「おっ!」と言っています。

【オススメ度】4.3
他の2作と違い、マネをして遊ぶことは出来ませんが、身体の部位の名前を楽しみながら覚えることが出来る絵本です。この絵本の本当の楽しさに気づくのはまだまだ難しそうですが、赤ちゃんの頃から長く楽しめる絵本だと思います。

だるまさん と

  • 作・絵:かがくい ひろし
  • 出版社:ブロンズ新社
  • 出版年:2009年1月
  • 対象年齢:0歳〜

【あらすじ】

他の2作と違い、いちごさん、ばななさん、めろんさんが登場します。掛け声も「いちごさんと」「ばななさんと」などに変わり、だるまさんと果物さんが一緒に色々な仕草をします。

【息子の反応】

生後7か月の頃

ページをめくると、口を開けて喜んだ表情をします。他の2作に比べ良い表情を見せることが多いと感じました。毎回愚図ることなくしっかり聞いています。

1歳半頃

真似をして遊ぶことがまだできないのであれ?この絵本じゃなかったと言うように、自ら閉じて本棚に片付けに行き、他のだるまさん2作のどちらかを持ってくることが多いです。

 

【レビュー】

ページごとに色が変わるので、低月齢の赤ちゃんには変化が分かりやすい絵本だと思います。だるまさんと果物さんが見せるひとつひとつの仕草が可愛く、息子が成長し仕草をマネることが出来るようになるととっても可愛いだろうな…と想像していましたが、1歳半ではまだ真似するのは難しいようです。(読む機会が少ないのも影響しているかもしれませんが)

【オススメ度】4
この絵本も低月齢から長く楽しむことが出来ると思います。ただ、他のだるまさんシリーズと違って、同じ言葉の繰り返しではないので、ハマる子とあまり興味を示さない子がいるようです。1冊だけ購入するならほかのシリーズでお子様の反応を見た方がいいのかな?と思います。

まとめ

今回はだるまさんシリーズ3作をご紹介しました

 

  1. だるまさん が
  2. だるまさん の
  3. だるまさん と

 

この、3作シリーズから一つ選んで購入するなら…

『だるまさん が』が私的には一番オススメです。

なんと言っても、息子の可愛い仕草が必ず見れるのが最高です。

ただ、どれも良い絵本だと思いますので、ご購入のご参考にしてもらえばと思います。

三冊セットもありました

もう一度レビュー記事に戻る